近年の浴室リフォームの動向~今、どんな点が重視される?
2025.06.23

以前の記事でもご紹介したように、浴室リフォームに適した時期といえば秋。お風呂場のリフォームをお考えならば、そろそろプランの検討を始めたいところです。そこで知っておきたいのが、近年の浴室リフォームの動向。どんな点が重視されているか、ご紹介しましょう。

◆省エネルギー・エコ志向

地球温暖化の進行に対する危機感や光熱費削減ニーズなどから、省エネ・エコ志向は今や重視して当然のポイントと言えます。浴室リフォームにおいてもエコジョーズなど省エネ性能の高い風呂給湯器や断熱性にすぐれた浴槽・壁材の採用が当たり前となってきています。

地球環境の負荷を軽減しようという意識が浸透
ガスメーターと高効率のガス風呂給湯器

◆衛生的で清掃負担の少ない設備

手間も時間もかかる浴室清掃
掃除しやすい浴室は実にありがたいもの

◆デザイン性と快適性

スタイリッシュな浴室デザインや、LED照明、ミストサウナ、テレビなどの快適設備を取り入れるのが珍しくなくなってきました。単なる入浴のための場所という域を超え、心身ともにリラックスできる空間づくりが求められていると思われます。

2027年末までに一般用の蛍光灯製造は終了するためLED照明は必須に
浴室用の防水タイプのテレビ

◆バリアフリー化

男女ともに平均寿命が80歳を超えている日本は世界トップクラスの長寿国であり、住宅リフォームでは「老後の暮らし」が避けて通れないポイントと言えます。浴室リフォームにおいてもご高齢の方や身体が不自由な方に配慮したバリアフリー設計が重視されており、段差の解消や手すりの設置、滑りにくい床材の採用などが一般的です。

段差を解消した浴室の床
手すりと低めの浴槽を設置した浴室

他にもIoT技術を利用した最新設備の導入、工期短縮やコスト削減に向けた施工方法の開発など、なおも浴室設備の進化は続いており、重視すべき点は今後も増えていくものと見られます。

浴室リフォームは、水まわりのプロにご相談ください
長く使い続ける設備だけに、浴室リフォームはしっかりと検討して満足のいく仕上がりをめざしたいもの。頼るべきは的確な助言やサポートをしてくれる専門家の存在です。
そこでおすすめしたいのが『ゆーゆーネット』に加盟している組合員企業。それぞれの地元で長年にわたって地域の皆さまの暮らしを支えてきた水まわりのプロばかりです。お近くの販売店までお気軽にご相談・ご用命ください。

〈商品例〉

TOTO システムバスルーム『サザナ』
・お掃除ラクラクほっカラリ床
・人間工学応用「ゆるリラ浴槽」
・コンフォートウェーブシャワー
・床ワイパー洗浄(きれい除菌水)*
・自動洗浄してくれるおそうじ浴槽* … etc.
*はオプション
●メーカーサイト

Housetec システムバスルーム『ルクレ』
・石けんカス発生を抑える「クリン軟水」シャワー
・除菌楽すてヘアキャッチャー
・自動洗浄機能付き「おそうじ浴槽」
・清掃性にも優れた「温クリンフロア」… etc.
●メーカーサイト

LIXIL ユニットバスルーム『スパージュ』
・「S」リラックステクノロジー
・スイッチ1つでラクラク洗浄「おそうじ浴槽」*
・ぱっとくるりんポイ排水口
・きれいサーモフロア … etc
*はオプション
●メーカーサイト