浴室リフォームをするなら秋のうちに~近年の商品傾向と助かる公的制度
2022.10.05

浴室は家中でもっとも高温多湿であることから、築20年を過ぎると劣化が始まります。“うちもそろそろお風呂場をリフォームしたい”と考えている方も多いのではないでしょうか。実は浴室リフォームをするなら、これからの季節が一番。そこで、今回は秋の浴室リフォームの利点、近年の傾向、さらには公的制度の活用についてご紹介しましょう。

浴室リフォームは秋がおすすめな理由

リフォーム工期中はお風呂に入れないので外湯となりますが、春秋は冬場のように帰りに湯冷めしたり、夏場のように発汗する恐れがありません。また、秋のうちにリフォームしておけば、寒い冬にも新しいきれいなお風呂で温かく過ごせます。ヒートショックに備える意味でも、秋にリフォームするのは理にかなっています。

リフォーム中の外湯は夏の発汗、冬の湯冷めが難点
気温差による血圧変動が怖い冬のヒートショック

近年の浴室リフォームの傾向について

浴室の場合、他の居室と違って劣化が進んでいることが多いため、床・壁・天井・浴槽・配管に至るまで丸ごと取り替えるケースがほとんど。そのため、近年の浴室リフォームはシステムバス(ユニットバス)を選ぶ方が大半です。近年のシステムバスは断熱性や保温性に優れ、日常的なお手入れもラクラク。また、感触がひんやりとしない床材やリラックスできる浴槽、独自の省エネ・節水技術など、特長ある商品が次々と登場しています。

近年のシステムバスには感触が冷たくない床材なども採用
日常的なお手入れのしやすさにも工夫が

助かる公的制度を活用しよう

浴室リフォームの相場は概ね50~150万円ほど。まとまったお金が必要となるだけに、活用したいのが補助金や減税といった公的制度です。住宅全体だとさらにいろいろな制度がありますが、浴室リフォームに限っては次の3種類が代表的です(2022年現在)。

こどもみらい住宅支援事業

省エネリフォームの支援が主旨で、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓などの導入が対象。最大30万円が補助されます(各種割増要件を満たす場合、最大60万円)。

介護保険制度

要介護・要支援者宅のリフォーム工事を助成。手すりの設置や段差解消などに使用できます。最大18万円を補助。

バリアフリーリフォーム減税

50歳以上の要介護・要支援者・障がい者宅などのバリアフリーリフォームが対象。浴室の拡張、浴槽交換、水栓交換などの導入に利用できます。最大60万円まで所得税が控除されるほか、家屋の100㎡相当分までの3分の1が固定資産税から減額されます。

これらは国の公的制度ですが、他にも各自治体が行っている助成制度などもあります。リフォームの依頼先は、そうした制度にくわしい地元の事業者を選ぶのもいいかもしれません。

浴室リフォームに利用できる補助金制度あり
減税制度も大いに活用を

浴室リフォームをお考えなら、“水まわりのプロ”にご相談を。
システムバスの導入など、浴室リフォームはかなり大がかりな設備更新であり、リフォーム後は長いつきあいになる住宅設備。それだけにしっかりとニーズを満たしてくれる快適な浴室設備を導入したいものです。そこで頼っていただきたいのが“水まわりのプロ”である『ゆーゆーネット』の販売店。安心してご相談いただけますので、お気軽にお声がけください。

〈商品例〉

TOTO システムバスルーム『サザナ』
・お掃除らくらくほっカラリ床
・人間工学応用「ゆるリラ浴槽」
・魔法びん浴槽
・コンフォートウェーブシャワー
・おそうじ浴槽 … etc.
●メーカーサイト

Housetec システムバスルーム『コキュアス』
・人工大理石や金属が醸し出す上質な入浴空間
・快適さとくつろぎを追求した浴槽2種
・ウルトラファインバブルで肌にうるおいを
・スプリー90ハンドシャワー… etc.
●メーカーサイト

LIXIL ユニットバスルーム『スパージュ』
・7種の浴槽ラインナップ
・こだわりの素材、空間
・「S」リラックステクノロジー
・極上のシャワー浴 … etc.
●メーカーサイト