秋の入浴を目一杯楽しもう!~季節を感じながら納得のバスタイムを
2025.10.01

浴槽につかるのもおっくうな暑い夏がようやく過ぎ去り、涼しい風が吹き始めました。いよいよ本格的にバスタイムが楽しめる季節の到来。そこで、今回は秋の入浴を心ゆくまで楽しむために、いくつか趣向を考えてみました。

食事は食事、入浴は入浴と切り分けて考えるのではなく、豊穣な秋の味覚を入浴の前後に楽しめば、バスタイムがより充実するかも。いわば食事と入浴のマリアージュ(フランス語で「結婚」の意味。飲み物と料理、または食材同士の組み合わせが非常に良い状態を指します)。メニューは秋を実感できる旬の食材を使った温かな料理が合いそうです。

カボチャなど旬の野菜スープが美味
この時期の王道と言えるのが栗ご飯

入浴の前後には脱水を避けるため、水分補給が重要。そこで、秋らしさを感じるティータイムを楽しむのはいかがでしょうか。ほうじ茶や抹茶などの温かな飲み物も良いでしょうし、水菓子として季節の果物を味わうのも気分が盛り上がりそうです。

ほうじ茶などをいただいてほっと一息
秋のフルーツと言えばみずみずしい梨

近年は、入浴中にスマホや浴室用テレビで映像を楽しむ方も多いと聞きます。それならば、美しい紅葉の風景を眺めながら入浴というのはいかがでしょうか。秋の豊かな山懐に抱かれた名湯につかっている気分が楽しめるかもしれません。

カラフルな紅葉のアップ
さながら温泉旅行気分?

季節を楽しむお風呂と言えば、忘れてならないのは「薬湯」。過去記事でも冬の薬湯春夏の薬湯はご紹介しましたが、秋の薬湯と言えば9月の「菊湯」、10月の「柿湯」、11月の「蜜柑湯」辺りが定番です。もちろん、いずれも生の植物を使用するだけに、入浴後、長く放置すると腐ってしまう恐れがあります。薬湯を楽しんだ後は、追い焚きはせず、お湯を捨ててお風呂掃除をしておきましょう。念のため、追い焚き配管内の洗浄もおすすめします。

菊湯は菊の花をガーゼ袋などに詰めて湯に浮かべるのが一般的
柿湯は菊湯同様、柿の葉をガーゼ袋等に詰めて湯に浮かべる

浴室の設備更新やリフォームの際は、水まわりのプロにご相談を。
バスタイムを心から楽しむためには、浴室設備が充実している必要があります。近年はよりクオリティの高いバスタイムをもたらしてくれる新機能を備えた浴室設備も登場していますので、浴室の設備更新やリフォームをお考えの方は、ぜひ専門家に相談されることをおすすめします。
『ゆーゆーネット』に加盟している組合員企業は、それぞれの地元で長年にわたって地域の皆さまの暮らしを支えてきた水まわりのプロばかり。お近くの販売店までお気軽にご相談・ご用命ください。

TOTO『楽湯』
バスルーム「シンラ」に採用の「楽湯(肩楽湯・腰楽湯)」。肩と腰を温かく包み込む毎分約135リットルの水流と心地よい刺激が全身を温め、至福のリラックスタイムを生み出します。上半身が冷えがちな半身浴でも、肩楽湯と腰楽湯を同時使用をすれば全身をしっかりと温めてくれます。
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