台所や浴室、トイレといった水まわりは劣化が進みやすく、遅くとも築25年くらいまでには設備更新が必要となります。「よし、この際、理想を実現しよう」と費用をかけて水まわりリフォームを実施し、さぞ快適になったものと思いきや、「こんなはずではなかった」という悲しい事態が起きることも。そこで、今回は水まわりリフォームのありがちな失敗例、注意点についてご紹介しましょう。
〈キッチン〉作業性やメンテナンス性、収納力にも注意しよう
コンロやシンクなどのデザインや機能性に目が行きがちですが、新しくしたキッチンの高さが合わないといったケースが見受けられます。キッチンの高さは使う人の「身長÷2＋5cm」が目安で、高すぎても低すぎても足腰に負担がかかります。国内のメーカー各社のシステムキッチンには数パターンの高さのものが用意されているので、適切な商品を選びましょう。また、調理スペースや動線の確保、お手入れのしやすさ、収納力なども重要なポイント。毎日使う設備なだけに、リフォーム事業者と相談して妥協のないプランを練り上げたいところです。
〈浴室〉家族に適した浴槽サイズ、高齢者の安全入浴にも留意を
浴室リフォームした際、意外に後悔しやすいのが浴槽のサイズ選択。ゆったり浸かろうと大きな浴槽を採用すると、水道代やガス代がかさんでしまったり、逆に小さすぎると男性陣は足を伸ばして入れない、といった残念な事態が起こりがちです。また、高齢のご家族がいらっしゃる場合は、滑りにくい床材を選んだり、手すりの設置、バリアフリー化なども必須の検討項目。もちろん、冬場のヒートショック防止に向けた浴室暖房乾燥機の導入なども重要なチェックポイントです。
〈洗面所〉洗面台の高さと脱衣スペースの確保がポイント
キッチンと同様、洗面台も適切な高さがあり、使う人の身長の半分が目安です。家族全員にジャストな高さを選ぶのは至難の業であり、お子さまの成長も考慮する必要がありますが、適正な高さを意識して選ぶのと、意識せずに選ぶのは大きな違いとなります。また、洗面所は大抵の場合、脱衣所を兼ねていることが多いですが、十分なスペースを確保できていないと、入浴のたびにストレスとなります。
〈トイレ〉スペースのゆとり作りとメンテナンス性に気を配ろう
一般的にトイレは必要最小限のスペース取りとなっていることが多く、リフォームを機に大きめの便器に変えたりすると、トイレ空間自体が窮屈になってしまう例がしばしば見受けられます。むしろタンクレスの温水洗浄便座を導入するなど、少しでもスペースにゆとりを作りたいところ。また、壁紙や床材の選択も重要なポイント。見栄えの良さを優先するあまり、抗菌性が低く、お手入れしにくい材質のものを選んでしまうと、先々ずっとメンテナンスのしにくさに悩まされます。
水まわりリフォームをお考えなら、“水まわりのプロ”にご相談を。
キッチンや浴室などのリフォームは大がかりな設備更新であり、リフォーム後は長いつきあいになります。それだけにご家族の暮らしにマッチしたプランの策定が重要。そこで頼っていただきたいのが“水まわりのプロ”である『ゆーゆーネット』の販売店です。安心してご相談いただけますので、お気軽にお声がけください。
〈キッチン・浴室商品例〉
■システムキッチン
TOTO 『ザ・クラッソ』
・美観と使いやすさにこだわったデザイン
（レッドドット・デザイン賞2023最優秀賞受賞）
・タッチレス水ほうき水栓搭載
・次亜塩素酸を含む「きれい除菌水」生成
・たっぷり便利な収納… etc.
LIXIL 『ノクト』
・ひろびろ使える「Wサポートシンク」
・タッチレス水栓「ナビッシュハンズフリー」搭載
・10年間ファンのお手入れ不要「よごれんフード」
・住まいと暮らしにフィットするデザイン性… etc.
■浴室
TOTO システムバスルーム『サザナ』
・お掃除らくらくほっカラリ床
・人間工学応用「ゆるリラ浴槽」
・魔法びん浴槽
・コンフォートウェーブシャワー
・おそうじ浴槽 … etc.
●メーカーサイト
Housetec システムバスルーム『コキュアス』
・人工大理石や金属が醸し出す上質な入浴空間
・快適さとくつろぎを追求した浴槽２種
・ウルトラファインバブルで肌にうるおいを
・スプリー90ハンドシャワー… etc.
●メーカーサイト
LIXIL ユニットバスルーム『スパージュ』
・「グッドデザイン・ベスト100」など各賞受賞
・7種の浴槽ラインナップ
・こだわりの素材、空間
・「S」リラックステクノロジー
・極上のシャワー浴 … etc
●メーカーサイト
