風呂「フタ」ご利用のススメ~省エネ、湿気拡散防止などメリットいっぱい!
2023.05.29

カビが生えやすいなどの理由から敬遠する向きもあるようですが、実は使うとメリットが大きいのがお風呂の「フタ」。お湯を保温して省エネ性を高め、湿気の拡散を防止して浴室の傷みを防ぐなど、とても役立つ浴室設備なのです。しかも、近年は抗菌・防カビ性に優れたものや保温力を高めた商品も登場。今回は風呂フタのメリットと最新の商品動向についてご紹介しましょう。

メリット① お湯を保温して、省エネ性アップ!

風呂フタを使う一番の利点は、浴槽内のお湯を冷めにくくしてくれること。ご家族が続けて入浴できない場合などに役立つ上、追い焚きする場合も短時間で済み、光熱費の低減を図ることができます。風呂フタはエコであり、無用なエネルギー消費を避けるというSDGsにも役立つ浴室設備と言えます。なお、風呂フタのタイプ、選び方については過去記事『浴槽「フタ」の選び方—お風呂のプロからのアドバイス』をごらんください。

「折りたたみタイプ」の風呂フタ
「組み合わせタイプ」の風呂フタ

メリット② 湿気の拡散を防止し、防カビに効果あり

風呂フタのもう一つの利点は、浴槽から立ちのぼる湯気をシャットアウトして、浴室内への湿気の拡大を防いでくれることにあります。フタなしで放置すると、拡がった湿気はカビを繁殖させ、ひいては浴室全体の劣化につながります。

浴槽からの湯気を放置するとカビ繁殖の原因に
カビが生えると浴室の寿命にも影響が

メリット③ 湯船へのゴミ落下を防ぎ、お湯を清潔に保つ

雨続きの時など、浴室で衣類乾燥を行う場合がありますが、フタがないと衣類からの繊維ゴミなどが浴槽に落下し、残り湯が汚れる原因となります。また、夏場などは気がつくと迷い込んだ虫が残り湯に浮いている、などということも。風呂フタはそうした落下物から湯船のお湯をガードして、清潔に保つ役割も担っているのです。

浴室での衣類乾燥は繊維ゴミ落下の恐れあり
残り湯をガードするのも風呂フタの大切な役割

近年は抗菌性やより保温性に優れた風呂フタも登場

近年は抗菌性に優れ、カビが繁殖しにくい風呂フタも登場。銀イオンの力で生菌数や抗菌活性値を圧倒的に低減した製品なども生まれています。また、断熱性を高め、従来よりも保温性能が大幅にアップした最新型の風呂フタなども発売されています。

〈保温性に優れた最新風呂フタの熱分布比較試験データ〉 ※東プレ㈱提供
■試験内容
試験浴槽にお湯を張り(湯温40℃、湯量70%)、従来品のアルミ風呂フタと保温性に優れた最新風呂フタ(東プレ㈱ 冷めにく~い風呂ふた『Ecoウォームneo』)をセット。規定時間における熱分布写真(サーモグラフィ)を撮影し、風呂フタから放射される熱放射を比較した。(メーカー他商品との比較[参考値])
■試験結果
保温性に優れた最新風呂フタは、従来品のアルミ風呂フタよりも熱放射が抑えられており、保温効果が高いことが実証された。

風呂フタ選びも、お風呂のプロにお気軽にご相談を
『ゆーゆーネット』では、専門メーカーとの長年の信頼関係のもとに、保温性やお掃除性、美観、耐久性などに優れ、浴槽の形状やサイズ、お客さまのご希望に合った浴槽フタを豊富にラインナップ。後々までご満足いただける製品をご提案しています。
風呂フタ選びで迷ったら、『ゆーゆーネット』のお近くの販売店まで、お気軽にご相談ください。

〈最新商品例〉

東神工業㈱ 組ふたWシリーズ(SG認証品)
・ブロー一体成型による優れた安全性と耐久性
・中空成形による軽量化、独自構造による抜群の強度を実現
・ポリプロピレン製なのでカビにも強く衛生的
●メーカーサイト

東神工業㈱ 組ふたAシリーズ(SG認証品)
・アルミと樹脂の特性を生かし軽くてスタイリッシュ
・薄くて軽く、表面がフラットでお手入れもラクラク
●メーカーサイト

東プレ㈱ 冷めにく~い風呂ふたECOウォームネオ』(SG認証品)
・従来品より約1/7の熱しか逃がさないので、保温力バツグン
・溝なしフラットパネルなので、お手入れ簡単
・抗菌&防カビ仕様
・入浴時はすっきり重ねて省スペース収納
●メーカーサイト

東プレ㈱ Ag折りたたみ風呂ふた(SG認証品)
・純銀の力(ミューファン®・パウダー)で細菌繁殖を抑制
・ポリエステルフィルムで銀の酸化・塩化を防ぎ、永続的に銀イオンを放出
・折りたたみなのでラクラク開閉、省スペース
●メーカーサイト

東プレ㈱ ウェーブ風呂ふた(SG認証品)
・蛇腹状の風呂ふたを洗いやすいウェーブフォルムに
・5色のカラーバリエーションもご用意
・純銀(ミューファン®・パウダー)の抗菌タイプもあります
●メーカーサイト

SG認証品
SGマークはSafety Goods(安全な製品)の略号で、(財)製品安全協会が定めた認定基準に適合していると認められた製品のみがつけられるマークです。