「フタ」の大事な役割
「浴槽フタ」には、①省エネ=浴槽に張ったお湯の保温②湿気防止=浴室内の湿気を抑えてカビや傷みを防止③保安=小さなお子さまやペットの浴槽転落事故の防止など、大切な役割があります。長年使用して全体に亀裂や傷みなどが目立ってくると、こうした役割を十分に果たせなくなる心配があり、取り替えを検討したいところです。
まずは「フタ」のタイプを知っておきましょう
「浴槽フタ」には、大きく次のようなタイプがあります。取り替えを検討する際には、まずそれぞれの特徴を知っておくことがポイントとなります。
■シャッタータイプ
細い台形のフタをシートでつないだお馴染みのタイプ。くるくると巻きながら容易に開閉できるのが利点です。ホームセンターなどで気軽に購入できる製品のほか、保温性や耐久性にこだわった製品も登場しています。
■折りたたみタイプ
板状のフタをシートでつないだタイプで、入浴するときにはパタパタと折りたたむことで簡単に収納できます。こちらも、中空樹脂によるお手軽タイプから高い保温性、耐久性、お掃除性などを実現した高品質タイプまで、バリエーションは豊富です。
■組み合わせタイプ
2~3枚の板状のフタを組み合わせたタイプで、入浴時は壁に取り付けた専用のホルダーなどを使って収納します。「シャッタータイプ」「折りたたみタイプ」に比べるとやや価格は張るものの、断熱効果の高い材質、フラットな形状によって高い保温効果やお掃除性が期待でき、耐久性にも優れています。
重視する要素を整理し、浴槽サイズ・形状に合った製品を
浴槽フタ選びのポイントは、こうしたタイプを頭に入れながら、「保温性」「お手入れのしやすさ」「収納性・取り扱いやすさ」「耐久性」など、新しいフタに求める要素を検討しておくこと。例えば「家族が多い」「入浴時間がバラバラ」という場合は省エネの観点から保温性重視、忙しいご家庭ならお掃除のしやすさ重視、という具合です。
もう一つ大切なことは、「サイズ」「形状」など浴槽との適合性です。寸法が合っているだけでなく、浴槽の水栓ボタンやシャワーホースの取り付け部分などに干渉しないか、浴槽のカーブに隙間なく馴染むか、ということも大切なポイントとなります。
ホームセンターなどで手軽に購入できる製品もありますが、浴槽フタは長く、頻繁に使用する大切な浴室設備です。ニーズや浴槽に合った最適な製品を慎重に選びましょう。
浴槽フタ選びも、お風呂のプロまでお気軽に
『ゆーゆーネット』では、専門メーカーとの長年の信頼関係のもとに、保温性やお掃除性、美観、耐久性などに優れた「組み合わせタイプ」を中心に、浴槽の形状やサイズ、お客さまのご希望に合った浴槽フタを豊富にラインアップ。プロの目線で後々までご満足いただける製品をご提案しています。
フタ選びで迷ったら、『ゆーゆーネット』加盟の販売店まで、お気軽にご相談ください。
〈当組合取扱い商品ラインナップ〉
組フタAシリーズ (SG認証品)
アルミと樹脂の特性を活かした新しい複合材の組フタシリーズです。
価格:7,600円(税別)~ ※
組フタWシリーズ (SG認証品)
ポリプロピレンを使用、一体成形の強度に優れた組フタシリーズです。
価格:7,820円(税別)~ ※
切欠き組フタシリーズ (SG認証品)
止水栓が収まる切欠きを備えた組フタシリーズです。
価格:11,730円(税別)~ ※
組フタFシリーズ (SG認証品)
ポリプロピレン使用の一体成形。滑り止めフタ下面に突起部を設けてあります。
価格:8,280円(税別)
組フタTR-Sシリーズ
環境に優しい樹脂素材を使用。カビがつきにくい薄型軽量フタシリーズです。
価格:TRB-80S 5,750円(税別)、TRB-90S 6,440円(税別)
ラクネス
コンパクトにたためる折りたたみタイプ。キャップの下の指掛かりで開閉もラクラク。
価格:4,200円(税別)~ ※
※ 表示の価格は最少サイズの価格です。フタのサイズが大きくなると価格も上昇します。
SG認証品
SGマークはSafety Goods(安全な製品)の略号で、(財)製品安全協会が定めた認定基準に適合していると認められた製品のみがつけられるマークです。
ご購入・お問い合わせは、最寄りの販売店までお寄せください。