冬なのに熱中症?~「浴室内熱中症」に気をつけて~
2024.01.22

寒い時期の入浴時にはヒートショックが危ぶまれますが、実は近年、同じくらい危険なアクシデントとして注目されているのが「浴室内熱中症」。「えっ、冬なのに熱中症?」と驚かれるかもしれませんが、まさしくお風呂の恋しい冬の寒い時期にこそ起こりがちな現象です。そこで、今回はこの話題についてご紹介しましょう。

「浴室内熱中症」とは?

寒い季節は、熱いお湯が恋しくなりますが…
不整脈を起こしたり、意識を失うことも

体温が上昇していくスピード

体温上昇の速度は、たとえば42℃のお湯につかった場合、概ね10分で1℃上昇します。つまり、20分もつかっていると、大抵の方の体温は38℃を超えてしまうのです。それでも、若い人の場合は途中で異常に気づく可能性が高いのですが、ご高齢の方の場合は温度を関知する身体機能が衰えていて意識を失うまで体温上昇に気がつかず、入浴事故につながるケースも多いと言います。

体温が38℃を超えると軽度の症状が
ご高齢の方は気づくのが遅れることも

適切な湯温、入浴時間は?

「浴室内熱中症」のリスクが高いのは、高温のお湯での長湯。消費者庁では、41℃以下のお湯で、浴槽につかるのは10分以内、を推奨しています。また、入浴前後が寒いと、ついお湯を熱くしてしまい、つかっている時間も延びがちです。高温・長湯を避けるには、ヒートショック防止と同じく、浴室暖房乾燥機で入浴前に浴室内や脱衣所を暖めておくのがおすすめです。

お風呂の温度は41℃以下に
浴室暖房乾燥機であらかじめ予備暖房を

入浴前には水分補給を忘れずに

「浴室内熱中症」のメカニズムは夏場の熱中症と変わらず、高温多湿な環境下で熱が身体にこもってしまい、体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れたりすることにあります。脱水が進むとより体調を崩しやすくなるので、入浴前にはコップ1杯分の水かスポーツドリンクを飲んで水分をしっかり補給すること。また、高温多湿な環境を少しでも軽減するよう、浴室の換気にも気をつかいましょう。

夏場の熱中症と同じく体に熱がこもるのが原因
入浴前に水かスポーツドリンクで水分補給を

浴室暖房乾燥機の導入は、水まわりのプロに相談を。
浴室暖房乾燥機の導入は、給湯器との適合性を見定める必要がある上、設置工事も発生するので、信頼がおける事業者に依頼する必要があります。その点、『ゆーゆーネット』に加盟している組合員企業は頼れる水まわりのプロぞろい。当組合の販売店までお気軽にご相談・ご用命ください。

〈最新の浴室暖房乾燥機例〉

ノーリツ 温水式浴室暖房乾燥機
・お風呂に潜むヒートショックへの対策に
・浴室乾燥で、部屋干しのお悩み解決
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パーパス&パロマ 浴室暖房乾燥機『温守(ぬくもり)』シリーズ
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メーカーサイト(パーパス) メーカーサイト(パロマ)

リンナイ 浴室暖房乾燥機
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・浴室事故リスク軽減の「入浴お知らせPLUS」
・浴室をカラッと乾燥させて衣類乾燥室としても活用
・湿気と嫌なにおいをすっきり換気
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※一部機能は搭載機種が限られます。
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