長く使い続けていると、気になるのが洗濯機の中の汚れ。洗濯機は浴室と隣接して設置されることが多いので、室温が高く湿気も多い環境にある上、頻繁に水を使うので内部にカビが繁殖しやすいのです。1~2カ月に1度の掃除が理想とわかっていても、毎日使うからなかなかお手入れできない洗濯機。「春夏秋冬」に合わせ、次の季節が来る前に洗濯機をキレイにしてみませんか。
洗濯機の清掃方法
■まずは取り外し可能なパーツをきれいに
洗剤投入ケースやゴミ取りネットなど、まずは取り外し可能なパーツを取り出して清掃。これらの部分が汚れていると洗濯物に臭いが付着しがちなので、ぬるま湯につけながら歯ブラシなどでこすって汚れを落します。油汚れなどとは異なり、意外と簡単に汚れが落ちるはずです。
■ 次に洗濯機の各所を入念に拭き掃除
続いてフタの裏側や洗濯槽のふちなどを水拭きしましょう。長く使っていると、カビはもちろん洗剤のカスやホコリなどがたまりがちなので、丁寧に拭き掃除をします。 もし汚れがひどいようなら、ブラシを使うなどして汚れを取り除きましょう。
■いよいよクライマックス!洗濯槽のクリーニング
さて、一番の難敵と言えば、洗濯槽の裏側にこびりついた汚れやカビ。洗濯機を分解して内部を洗うわけにはいかないので、ここで頼るのが洗濯槽クリーナーなどの薬剤です。
クリーナーの種類にもよりますが、一般的には洗浄力を高めるために洗濯槽にぬるま湯を張り、パッケージなどの説明に従って規定量の薬剤を投入。そのまましばらく置いておき、通常の衣類洗濯と同様に、洗い、すすぎ、脱水の標準的な工程で洗濯機を運転させます。
運転を終えてから水を張り、汚れが浮いてくるようなら、再度運転を繰り返しましょう。
なお、クリーナーには酸素系の薬剤と塩素系の薬剤がありますが、両者を混ぜあわせると有毒ガスが発生して大変危険ですので、ご注意ください。
〈洗濯槽クリーナーの種類〉
種別 | 重曹 | 酸素系漂白剤 | 塩素系漂白剤 |
洗浄力 | この3種類の中では一番低い | この3種類の中では中間くらい | 一番強い |
安全性 | ナチュラル洗剤なので安全性は高い | 比較的安全 (塩素系漂白剤と混ぜると危険) | 臭いが強く、取扱いも要注意 (酸素系漂白剤と混ぜると危険) |
適性 | ドラム式洗濯機には向かない | ドラム式洗濯機にはやや向かない | ドラム式洗濯機もOK |
きれいに洗濯したら、きれいに乾かそう!
快適洗濯ライフを目指す上で、ぜひ導入したいのがガス衣類乾燥機。外干しと違って雨の日や花粉、黄砂が舞う日にも気にせずスピーディーに衣類乾燥ができ、除菌もできて、仕上がりふっくら柔らか。お洗濯のストレスがぐっと軽減されます。
しかも、近年は多彩な機能を備えた機種も。たとえばリンナイ「はやい乾太くん」のRDT-52SAシリーズは、
●薄物や下着などを通常の半分以下の熱量で乾かす「デリケートコース」
●衣類に残った焼き肉やタバコなどの匂いを消す「消臭コース」
●ドラムから取り出す際にバチッとならない「静電気低減機能」
も搭載しています。「乾太くん」は、『ゆーゆーネット』の販売店でもお取り扱いしています。水まわりのプロとしてしっかり対応いたしますので、お気軽にお声がけください。
〈商品例〉
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