故障ではなく、電池切れ?~ガスコンロの点火が不調なら電池交換を
2022.05.13

ガスコンロのスイッチを入れても、なかなかスムーズに火がつかない。さては故障…? そんなご経験はありませんか。実はこうした場合は、単なる電池切れということが多いのです。電池の寿命は普通にコンロを使用していて1~2年程度。コンロの点火に不具合が発生したら、ひとまず電池交換をしてみることをおすすめします。

電池はいずこに?~格納場所を確認しよう

ガスコンロには、システムキッチンに埋め込むタイプの「ビルトインコンロ」と台上に据え置く「ガステーブル」がありますが、どちらのタイプでもほとんどの機種で、電池は左右どちらかの点火スイッチの下に格納。電池の絵が描かれたカバーの中に収められています。

左右どちらかの点火スイッチの下が電池の格納場所
格納場所のカバーに「アルカリ単1×2」と記載

電池のサイズをチェック~交換用電池を用意しよう

格納場所がわかったら、使用されている電池のサイズをチェックしておきましょう。概ね単1サイズ(高さ約6cm、直径約3.4cmの円柱型電池。コンビニ等で市販されている乾電池の一番大きいもの)であるのが一般的です。 マンガン電池とアルカリ電池がありますが、パワーのあるアルカリ電池がおすすめ。必要な本数(大抵は2本)を買ってきましょう。

一般的な乾電池のうち、最大のものが単1
単1形のアルカリ乾電池

いよいよ電池を交換~新しい電池に取り替えます

格納場所を開いて古い電池を取り外し、新しい電池をプラスとマイナスに気をつけてセットします。通常の場合、工具等は必要ありません。電池切れの場合、電池交換サインのランプがともっていることがありますが、電池交換によりランプが消えれば、不具合の原因が電池切れであることが確認できます。電池交換が終わったら、スイッチを入れて点火してみましょう。

このように電池ケースを引き出すタイプが多い
電池交換が終わったら、コンロのテスト点火

うまく点火しない~バーナーまわりの清掃を

もし、電池交換をしてもスムーズに点火できないようなら、バーナー付近が汚れていないか確認しましょう。水や油で汚れているようなら、掃除してから再度点火してみてください。普通に点火するようなら、OKです。

スムーズに点火しなければ、バーナーまわりを清掃
念のため各口の点火を確認

コンロの不具合が続くようなら、プロにご相談を。
電池を交換して、バーナーまわりを掃除してみても、コンロの不具合がなおらないという場合は、ガス器具のプロにご相談することをおすすめします。『ゆーゆーネット』の販売店なら、アフターサービスまで含めて安心してお任せいただけます。お気軽にお声がけください。

〈商品例〉

■最新ビルトインコンロ

ノーリツ 『PROGRE(プログレ)』

・お手入れしやすい親水アクアコートトップ
・アプリ連動で調理らくらくのマルチグリル
・オートメニューや調理モード機能を搭載
・感震停止や鍋なし検知など各種安心機能も

●メーカーサイト

パロマ 『FACEIS(フェイシス)』
・ひろびろすっきりトップ
・魚の切り身等を自動調理するオートメニュー付きグリル
・グリルにラ・クックオートメニュー機能搭載
・自動炊飯機能も装備

●メーカーサイト

リンナイ 『DELICIA(デリシア)』
・公式アプリ「+R RECIPE」と連動してオート調理
・コンロオートメニューで自動調理
・グリルにニオイや煙を焼き切るスモークオフ機能搭載
・煮こぼれもサッとひと拭きイージークリーン搭載

●メーカーサイト