長引くコロナ禍により、手洗いやうがいが毎日の習慣となった方も多いでしょう。しかし、正しい方法が身についていないと、十分な効果が上がらない恐れも。そこで、今回はコロナ&花粉症対策として、正しい手洗いやうがいの方法を確認してみましょう。
手洗い~洗い残しがないよう丁寧に洗おう
まず手指を水で濡らしてから、せっけん(もしくはハンドソープ)を手につけ、泡だてて手のひらを合わせてこすり洗いします。次に手の甲、指の間、指先、両手首までを丁寧に洗います。この時、爪の隙間やシワの間などは洗い残しがちなので気をつけて。30秒以上かけて洗い終えたら、流水でよくすすいでから清潔なタオルで水気を拭います。厚労省によると、1回の手洗いでウイルスは1万分の1以下に抑えられるとのことです。
うがい~お口すっきり、花粉症にも効果あり
まずは口の中の食べカス等を除くため、水を口に含み、強めに口をすすいで吐き出します。次にのどの洗浄を行うため、水(もしくはうがい液)を口に含んで上を向き、のどの奥に届くようにして15秒程度うがいして吐き出します。これを2~3回くり返します。
うがいがウィルスに対してどの程度効果があるか、医学的な根拠はまだはっきりしていませんが、花粉症については口内の花粉を洗い流すことで、間違いなく鼻水やくしゃみなどの症状を緩和できます。
鼻うがい~鼻の奥を洗い流してコンディションを整える
ひと肌のぬるま湯1リットルに対して、食塩9グラムを混ぜ、洗浄液となる生理食塩水を作ります。生理食塩水を使うのは、普通の水道水ではツーンと鼻の奥が痛くなるからです。これを専用容器または100円ショップ等で売っているドレッシング用のボトル等に入れ、前かがみの姿勢で、片方の鼻の穴からゆっくりと注入して、もう片方の鼻の穴もしくは口から吐き出します。続いて、もう片方の鼻の穴でも同様に。最後に鼻をかんで終了です。
鼻うがいはあまり頻繁に行うと粘膜を痛める恐れがあるので、1日3回程度まで。中耳炎を患っている時は、悪化する恐れがあるため、鼻うがいは止めておいてください。
鼻うがいの効果としては、まず鼻の奥の上咽頭に付着した花粉やウィルスを洗い流せること。次に上咽喉の繊毛上皮細胞の働きが良くなり、免疫が高まること。さらに食塩水の塩素イオンが上皮細胞に取り込まれ、細胞内で次亜塩素酸が作られて、ウィルスへの抵抗力が高まります。
洗眼~目に付着した花粉を洗い流す
花粉症対策としては、目に入った花粉を洗い流す「洗眼」もおすすめ。ただし、水道水には塩素が含まれていることから目にダメージを与える恐れがあります。防腐剤の入っていない洗眼液や人工涙液などを使用しましょう。
従来は専用の洗眼器(目に当てるカップなど)に薬剤を入れて使うのが主流でしたが、近年は目薬と同じように点眼して使える洗眼薬も登場しています。
洗顔~肌を痛めないよう、泡とぬるま湯で洗う
顔を洗うのも花粉症対策に有効です。ただし、肌の角質を痛めないよう、洗顔料を泡だて、泡をクッションにして優しく汚れを落とすのがポイント。また、洗い流す際には水ではなく、32~34℃のぬるま湯で洗いましょう。熱いお湯だと肌に必要な皮脂も洗い流してしまうので、肌が乾燥してしまい、バリア機能が低下して肌荒れの原因となります。コロナ禍の現在、長時間マスクをつけることによる“マスク肌荒れ”に悩む方も多いと思われますが、正しい洗顔によりスキンケアにも効果が期待できます。
洗面台の不具合等があれば、水まわりのプロに相談を
洗面台は毎日使う設備なだけに、長く使い続けていると、洗面ボウル等にひびが入ったり、水栓や配管から水漏れが発生することも。もし、洗面台に不具合があった場合、水漏れなどはDIYで対処するのはほぼ無理なので、水まわりのプロにご相談ください。 水まわりに強い『ゆーゆーネット』の販売店なら、アフターサービスまで含めて安心してお任せいただけます。お気軽にお声がけください。
〈商品例〉
TOTO 『Octave(オクターブ)』
・先進のラクラクスマート水栓
・水を出す時に自動手元照明
・魔法びん電気即湯器を内蔵
・きれい除菌水機能も
・清掃性を高める工夫いろいろ
・奥ひろ収納「奥ひろし」
・スウィング三面鏡搭載
Housetec『COCOSH(ココッシュ)』
・業界最大級のパワフル収納力
・スタイリッシュな水まわり造形
・美と使い勝手両立「すきっと水栓」
・豊富な扉バリエーションと取っ手
・3種のおすすめプラン
LIXIL『Piara(ピアラ)』
・大容量の「ひろびろボウル」
・使いたい位置に回せる「くるくる水栓」
・お掃除簡単「新てまなし排水口」
・賢い収納アイテムいろいろ
・即湯ユニットも設置可能